2013年10月18日金曜日

RUF BTRⅢ cabriolet その2


前回ご紹介させて頂きました

RUF BTRⅢ cabriolet ですが



今年3月に、

業者様より買い取ったBTRのアイドリングが

「1600rpmから下がらない」との

ご相談がきっかけでの入庫でした。



トラブルシューティングの結果、

取り外したパーツに、

通常ではありえない「加工」が施されておりました。





重ねてバルブタイミングも

大幅に狂っているという事が判明。






明らかに機械的な自然故障ではなく

人間の手によるトラブル。





加工されたパーツは当然オリジナルの状態に修復する事が出来ず、

総額400万円ものRUF純正のパーツを取り寄せ









ピストン、シリンダーまで交換する程の大作業となりました。




この「大作業」ですが一言で言えば、




「オリジナルの状態に戻した。」

だけなんです。






前の作業者も何かしらの意図を持って行った事とはいえ

チューニング=調律

という大前提が失われると

折角のハイパフォーマンスも容易く崩れ去ります。

基本を理解した上で行わなければ・・・



元気に蘇ったBTRですがナラシを始める前に、



なっ何と!!!





本日納車の運びとなりました(*^_^*)



ガレージサクラファミリーのHさまが

「樋口さんの組んだエンジンなら欲しい!」と

現車を見る前から即決!


これには当社代表の樋口メカもビックリでした。










H様、ありがとうございました。

素敵なポルシェライフをお楽しみください!





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